囲いの中の自由 2019年8月21日 記

#-1:「人生は不可解なり」という遺書を残して華厳の滝に身を投じた若者がいた。
    明治時代の話である。
    新聞等で報道されたこともあり、後追い自殺が続出したという。   
華厳の滝が自殺の名所になったともいわれている。



#-2:「人生は不可解」なのはいうまでもない。
    だが、それと自殺とは直接の関係がないのもいうまでもないだろう。
「人生は不可解」でなければ生きる意味がなくなるからである。
不可解であればこそ、「自分の生きる道」を探り出す理由がある。
「答えのない道」の中に、自分流の「道」を探り出すところに生きる理由がある
に違いないと思うからである。
だが、何が「自分の道」であるのか確かめる術はない。



#-3:答えのない道の中に「自分らしさ」という道を探り出すことは困難を極めている。
だから「道を間違える」、「道に迷う」ことで不安、絶望に捉えられることは人生にはついて回ることである。
    それを乗り越えるのは自我の「引き受ける精神」の起動力にかかっている。
    あるいは他者との協働関係があるかないかが人生を分けることになる。
                                        '19.8.21.

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