日記より  5

 精神科に誤診はないという言い伝えがある。
 それは言い得て妙である。
 さまざまな医者が自己流の診療をしてもとやかくいわれる筋合いのものではない、という気分を正当化する根拠でもあり得る。
 かつて東大教授だった土居健郎先生が土居ゼミという私塾を運営していた。
 参加者が症例を出している演者に質問をする形で質疑応答をするのである。
 土居先生は、「キミはそれでも治療者なのか?!」、「キミがやっていることはただの茶飲み話とどこが違うのか」などといって罵倒すること
 もしばしばだった。
 土居教授がいっていることは、精神療法のやり方には形があるという意味を物語ってい る。                                              ’19.11.4.

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

2019年11月05日 20:44
心理テストなどを活用しなければ、精神科医の主観的考えだけで治療が進み、誤診すら気がつかないこともあるように思える。