不登校の問題 2

対人関係には不安がついてまわる。
我われ人間の存在の構造は「実体的」ではないからである。
人間同士の関係性を生きることが、人生問題、存在問題の主題になっているからである。
その「動的な関係性」には「空隙」がついてまわる。
その空隙をただようものが感情である。
その場での人間関係がうまくいっている場合は、喜び、楽しみといった陽性の感情がただよう。
逆にうまくいかない場合は、不安、哀しみ、怒りなどの負性の感情が漂うことになる。
感情は移ろいやすく、捉え難いので、我われ人間には、一途の安心といったものはない。 ’20.5.22.