個人的な事情 2-4 ( 自分らしく生きるということ 4)

「名づけ得ない」世界というのは無意識界のことである。
それは「一様の世界」である。
言葉を換えると「全」または「無」の世界である。
ただし「名をつける」ことができるのは、自我が宰領できる範囲においてである。
無意識界は自我の宰領範囲を「超えている」ので、名をつけるとしても便宜的にである。
こういうことをいう理由は、こころには科学では律することができない世界があることの重要性を顕かにしておくためである。
我われは生まれ、かつ死ぬという有限性の世界を生きているのであるが、死は生の一切を無化する力を持っている。
死が持っている意味は何か、ということは究極の問いである。
このことを度外視して「こころの病気」は語れない、ということにここでの論点がある。
死は絶望か、というのは簡単な問いではない。
死が絶望であれば、そもそも生きる理由はないからである。
死は、むしろ希望の源泉ではないか、というのが取り沙汰されて然るべきではないかと私には思われる。       ’20.4.14.

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